「寝室」ほど大事な場所はない!?

寝室は、1日の約30%を過ごすことになる場所です。寝室の快適さがその家の快適さに直結すると言っても過言ではありません。

そのため、新築の住宅の家づくりにあたって、寝室をどこにするかという問題は重大です。

なかなか家を買い替えることはないため、最初に自分の意見をはっきりと伝え、なるべく家族全員が快適に過ごせるような寝室を実現できることが望ましいです。

「あの時、ここを寝室にしておけばよかった」と後で後悔しても簡単には変えられるものではありません。納得いくまで話し合うようにしましょう。

この記事では、2大パターンである「和室」、「洋室」のそれぞれの観点から、理想の寝室について考えていきたいと思います。

「和室派」と「洋室派」の本音

和室派と洋室派の間には、好みの寝具の違いという最も大きな相違点があります。洋室派はベッドで、和室派は布団で寝たいというのが大多数です。では、それぞれの寝具のメリットを見ていきましょう。

「布団」のメリット

小さいころから布団で寝てきておりこれからも布団で寝たい方に、「今日からベッドで寝よう」といっても、そう簡単には安眠できるものではありません。
また、布団で寝れば、寝相がどれだけ悪くても気にする必要がないというメリットがあります。

それに加え、布団の素晴らしい点は、片付けることができるという点です。毎日、片付ける手間をかける分、効率よくスペースを使うことができ、ベッドの下のようにホコリがたまらないので掃除も楽です。

 

「ベッド」のメリット

布団に慣れている方がいらっしゃるように、ベッドで寝ることに慣れている方もいらっしゃいます。ベッド派の方はもちろん、ベッドの方が快眠できます。

ベッドで寝るメリットとしては、床と近くないため、ホコリなどの汚れを気にせず、清潔な環境で眠りに落ちることができます。
また、布団のように毎日片付けなくてもいいので、忙しい人にとっては時短にもなります。部屋のスペースは取ってしまいますが、布団を収納するスペースを設ける必要はありません。

ご覧のように、布団には布団の良さ、ベッドにはベッドの良さがあるのです。しかし、フローリングに布団を敷けても寝心地が悪く、畳にベッドを置くと畳が傷んでしまいます。

このようなことから、理想の寝室づくりには話し合いが不可欠だとわかるでしょう。
万が一、どちらも和室、洋室を譲れないという場合には、最近注目されているローベッドを和室に設置するという新しいアイディアもございます。「和モダン」な雰囲気を醸し出すお洒落な部屋にすることができますよ。その上、ベッドで寝たい方、限りなく布団に近い環境で寝たい方双方の要望をできる範囲で叶えております。

「理想の主寝室」を手に入れよう

人間の生活には睡眠が欠かせません。また、睡眠の質が生活の質を向上させるとも言えます。

しかし、どんなに心が通じ合った夫婦であっても、寝室を決定するときに意見がぶつかってしまうことがあります。
そこで、tattaでは、住宅のプロフェッショナルである建築家と意見を交換しながら家づくりを進めることができるので、理想の寝室の実現に近づくことができます。
和室、洋室どちらにしようか迷っている等お悩みがある方は、tattaにご相談ください。