家族が集まるリビングは、くつろぎを感じる空間にしたいもの。

柔らかい印象を作り上げるのにおすすめしたいのが、アーチ壁です。

「アーチ壁ってどんなもの?」「つけると何がいいの?注意点はある?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、アーチ壁とは何か、魅力と注意点を詳しく解説します。

 

アーチ壁とは

アーチ壁とは、部屋と部屋の間にある下がり壁に、アーチ型のデザインを施したものです。

一般的な下がり壁は、梁などと同様に床と平行になっています。

下がり壁のデザインには、アーチ壁以外にも三角のような形に作ることも可能です。

リビングや廊下、玄関などで、構造上、下がり壁が外せない場所などにワンポイントのデザインとしてアーチ壁を取り入れるケースが多いでしょう。

アーチ壁の魅力と注意点

では、アーチ壁にはどんな魅力があるのでしょうか。

また、注意点も事前に知ってからマイホームの設計に取り入れたいものです。

ここでは、アーチ壁の魅力と注意点を解説します。

アーチ壁の魅力:デザイン性

アーチ壁は、かわいらしくおしゃれなインテリアのアクセントになることが魅力です。

リビングなどのマイホームの間取りは、スペースを有効活用するためにも直線的なデザインになりがちです。

水平垂直の直線的なデザインだけでは、簡素で味がない空間にみえてしまうことも少なくありません。

そこで、曲線のアーチ壁を取り入れることで、柔らかく華やかな印象をプラスすることができます。

また、アーチだけでなく三角屋根のアーチを作るのも人気です。

リビングの中に小さな家があるように、可愛らしいポイントが作れますよ。

アーチ壁の魅力:間仕切り

ドアで仕切るほどではないけれど、空間をゆるやかに分けたいというときにもアーチ壁は役に立ちます。

例えば、キッチンとダイニングの間、キッチンとパントリーの間などにおすすめです。

完全に区切ることがないので、つながった空間に広がりを感じることができます。

キッチンの付近にある下がり壁は「防煙垂れ壁」という壁です。

天井より50cm以上の長さがあり、火災が起きた際に煙を防ぐ効果があります。

万が一の際の火災被害を防ぐ壁でもあるため、構造上、必要であることがご理解いただけるのではないでしょうか。

アーチ壁の注意点:狭く見えることがある

アーチ壁の注意点は、作る場所によっては空間が狭く見えてしまうことです。

リビングなど広い空間の真ん中にアーチ壁を作ると、部屋が狭く見えてしまいます。

間取りができたら、アーチ壁の見え方を事前に確認しておきましょう。

アーチ壁の注意点:突っ張り棒が付けられない

アーチ壁は、曲線を描いた形状であるため突っ張り棒がつけられません。

のれんやカフェカーテンをつける場合は、アーチ壁の後ろ側につける必要があります。

また、突っ張り棒などで棚をつけることも難しいでしょう。

アーチ壁でリビングにアクセントを

アーチ壁の魅力は、なんといっても柔らかい雰囲気を持つデザイン性です。

仕切りをつけるほどではないけれど、空間を分けたいときにも役に立ちます。

三角の下がり壁か、ゆるかなアーチか、壁紙の色や柄はどうかなどによっても印象は異なるもの。

お好みの雰囲気にあわせて、アーチ壁をデザインしてみましょう。

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