先週、外壁のモルタル造形工事が完了していた南区の現場では、外部全体の養生剥がしをおこないました。

 
これからエイジング塗装の色味もゆっくりと落ち着いていき、程よく渋味のある劣化感を醸し出してくれると思います。

 
また、内部でも工事を進めていまして、玄関框(かまち)の取り付け工事に入っています。

 
玄関框(かまち)とは、外と中を分ける段差のために取り付ける横木のことで、玄関で靴を脱ぐ習慣がある日本では靴に付いた汚れを中に持ち込まないためにもこの段差が重要になります。

また、昔から縁側同様に、玄関框に座ってご近所さんとの気軽なお喋りをする大事なコミュニケーションの場になっていましたので、日本ならではの玄関つくりとも言えます。

 
他にも内部では、キッチンカウンターの造作工事や、

 
天井点検口の造作工事、

 
広~いウォークインクローゼット内の棚造作工事、

 
見切り取り付け工事、

 

 
中二階スペースに設置するパソコン台の造作工事にも入っています。

 
中二階とは、1階と2階の中間に設ける広いスペースのことで、スキップフロアとも呼ばれます。
中二階施工例(写真は南区の彫刻邸)

 
中二階施工例(写真は遠賀の総無垢の木の家邸)

 
このように空間がリビングなどと繋がることで、ご家族のコミュニケーションが取りやすいというメリットや、最近のデスク作業の増加なども関連し、最近では人気の施工にもなっています。
明るく彩光のとれる心地良い空間になるよう仕上げさせていただきます!