家の建築に当たっては、住宅ローンも併せて考えるものです。

ただ、住宅ローンには固定金利と変動金利があり、どちらがいいのかという疑問も抱きがちです。

そこで、それぞれの金利タイプの特徴や返済額がどう違ってくるかを理解することで、適切に住宅ローンを選択できることでしょう。

この記事では、住宅ローンの固定金利と変動金利、それぞれのメリット・デメリットを解説いたします。

住宅ローンには固定金利と変動金利がある!

住宅ローンは、「固定金利」と「変動金利」に大別されます。

固定金利とは、借入から返済終了まで金利が変わらないものをいいます。

一方で、変動金利は、借りている間の金利情勢によ応じて金利が変わるものを指します。

それぞれの金利で特徴が異なるので、ご自身のライフスタイルに適した金利を選択できるようにしましょう。

以下で、固定金利、変動金利のメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

固定金利のメリットとデメリットは?

フラット35に代表される固定金利型については、住宅ローンの総返済額が借りた時点で決定されます。

たとえ市場金利が急騰したとしても、いったんローンが組まれれば、そのローンの金利は変動しません。

このことから、最大のメリットとして、返済計画を立てやすいことが挙げられます。

しかし、デメリットとしては、適用金利が高く、毎月の返済額でみると変動金利型より高くなる可能性もあります。

さらに、市場金利が低下した場合にもローン金利が変動しないため、その恩恵は受けられません。

以上より、固定金利の住宅ローンは、リスク回避的で、確実性の高い将来設計をご希望の方におすすめです。

変動金利のメリットとデメリットは?

変動金利は市場金利の変動に応じてローン金利が変わります。半年に一回(4月と10月など)のタイミングで変動することが多いです。

しかし、半年ごとに金利が変動しても、毎月の返済額自体はは5年間変わることはありません。

変動金利型の最大のメリットは、その金利の低さです。

ただ、金利の変動は予測が困難なため、いつ金利が上昇するということがわからず、返済計画は立てづらいです。

さらに、市場金利の変動の如何によっては、固定金利型よりも住宅ローン返済額が高くなってしまうこともあります。

こちらのプランは、安定した収入を得ており、ある程度貯蓄しており、金利上昇により返済額が予想より高くなっても対応可能な方におすすめです。

住宅のプロに相談して安心できる住宅ローンを!

住宅ローンでどちらを選べばいいかわからなくなってしまったら、住宅のプロに相談することをおすすめします。

ご自身の収入、借入期間、資金等の状況次第で、適切な住宅ローンは変わってくるものです。

将来における金利の変動を正確に予測することは困難であるため、ご自身の将来設計、ライフプランに応じた適切な選択が重要です。

固定金利と変動金利、各々の特徴を理解し、ご自身にぴったりの金利タイプを選んでいきましょう。

住宅ローンに関する知識を深めるためにも、専門家に相談することは有効な手段です。

まとめ

住宅ローンの金利は、固定金利と変動金利に大別されます。

ローンを組んだ時から返済額が変わらない固定金利型では、返済計画を容易に立てることが出来ます。

市場の影響を受けて金利が変動する変動金利型では、市場金利の低下に伴って返済額も減少するかもしれません。

住宅ローンは、返済期間がどうしても長くなるものであり、家計に与える影響は非常に大きいです。

そのため、住宅のプロに相談して、その仕組みついての理解を深め、ご自身のライフプランに適した住宅ローンを選ましょう。

 

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