芝生が植えられている庭って素敵ですよね!

しかし、せっかく芝生を植えても、水やりに時間はかかり、場合によっては変色したり枯れてしまうなど、意外にもお手入れが面倒だと感じる方も多いかと思います。

そんな時に役立つのがスプリンクラー。

スプリンクラーと聞くと、スポーツのスタジアムや農地に設置されているのを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、自宅の庭に設置できる小規模タイプも存在します。

今回は、そんなスプリンクラーのメリットや設置時の注意点を紹介していきます。

スプリンクラーの5つのメリット


スプリンクラーと言えば、ただ水を撒いているだけだと思いますよね。

実はその他にも、5つのメリットがあります。

メリット① 砂埃の防止

土を濡らすことで、土が乾燥して巻き上がることを防止することができます。

ホームセンターなどで芝生を購入し、自分で植える方も多いかもしれません。

その場合、芝生のシートを1枚ずつ植えていきますが、一般的に芝生と芝生の間は、間隔をあけて植えていきます。

つまり、芝生を植えてまもない頃は、土がむき出しになる部分があるということです。

もちろん庭の設計上、どうしても砂埃が舞ってしまう状態もあるので、これを防止できるのは、近所の方にとっても非常に重要ですね。

メリット② 冷房効果

暑い季節には、庭に散水をすることで涼しく感じますよね。

これは、打ち水と同じ原理で、気化熱によって地面の熱を大気中に逃し、気温が下がるという仕組みです。

もちろん環境にも優しくエコなので、暑い夏にはどんどん使っていきたいですね。

メリット③ 自動散水


自宅に設置するスプリンクラーは、実はそれほど高価なものではありません。
タイマー機能が付くものもあり、止め忘れ防止にも繋がります。

メリット④ 均一に水を撒くことができる

手作業での水やりは、どうしてもムラが出てきてしまうことがあります。

しかし、スプリンクラーなら自動的に、そして均一に撒いてくれるので、水撒きの煩わしさから解放されるのが嬉しい利点です。

メリット⑤ 機械設備が不要

一般的に、スタジアムのスプリンクラーなどは、地中に埋まっています。

これらのスプリンクラーは、地面の中に配管があり、そこに繋がれているわけですが、さすがに自宅では手軽にできません。

しかし、自宅の庭に設置するスプリンクラーは、蛇口にかんたんに取り付けることができるものも多くあります。

当然、防水槽やポンプ設備も不要なので、すぐに設置し水を撒くことができますよ。

自宅の庭にスプリンクラーを設置する際の注意点


スプリンクラーで水撒きを行う際に気をつけるべきポイントは、タイミングと量。

朝に水撒きを行い、水の量は土が湿る程度がベストです。

日中の炎天下で水やりをすると葉や根にダメージを与えてしまいます。

また、夜だと湿気がこもりやすく、病気になりやすいので朝に1度土が湿るくらいに水撒きを行うのがおすすめです。

ですが、住んでいる地域の気温や庭の日当たり、風通しなどでベストな水量も変わってきます。

夏はできるだけ毎日、春秋は数日で1回程度、乾き具合を見ながら水やりをしましょう。

スプリンクラーを導入して手入れもかんたんに

今回は、スプリンクラーのメリットや注意点を紹介してきました。

ただ、スプリンクラーにも様々な種類があり、購入する時は迷ってしまうかもしれません。

大きさやデザインなど、自宅の庭や自分の好みにあったスプリンクラーを選んで、より良い庭づくりを目指したいですね。

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