【 資産価値、見えていない損失 】
だいぶ気温が下がってき寒い季節がせまってきました。
業界誌や地域の状況を見ていると、物価上昇、価格高騰で
住宅業界もかなり冷え込んできているようです。
最近新築が建っているのはあまり見かけず、建売が少し
建っている、モデルハウスが少し建っている様な印象です。
家を検討されている方の中で
「物価上昇がおさまるまで」 「また価格が落ちるまで」
と相談を受けることもありますが、残念ながら落ち着くことは
あっても今より下がる事はあまり考えられません。
よくよく考えてみてください。
20年前の注文住宅は標準的な家(断熱等級2~3)で、
家本体で1000~1500万程度で建てられていました。
現在は最低ライン(断熱等級4)で2000万程度です。
いわゆるZEH基準(断熱等級5)を満たそうと思えば2500万
程度に、HEAT20G2(断熱等級6)までいけば3000~3500万
程度に、最高等級のG3(断熱等級7)では3500~4000万
です。
多くの会社ではこれまでと変わらず、何とか入り口を安く
見せようと必死です。
あと1年半ほどすれば、断熱等級4が義務化され、さらに
少し底上げされることとなります。
そしてさらに5年後には断熱等級5が最低基準になります。
その時断熱等級4で建てた家は価値が極端に下がります。
既存不適格 となるからです。(余談)
ということでこのまま物価が今より上がらなかったとしても
2030年には最低ラインの家本体価格は2500万程度に
なります。
さらに10年後には2050年基準前倒しを見通しているので
500万~1000万程度最低ラインが上がります。
つまり2040年には最低でも3500万程度家本体でかかるのです。
2000年には1500万
2020年には2500万
2040年には3500万
という具合です。
もちろん、家本体だけなので、これに土地代や付帯工事、諸費用
といった費用が上載せされるので、最低でも+1000万は考えて
いた方が良いです。
つまり
2000年には2500万
2020年には3500万
2040年には4500万
が注文住宅で建てる時の最低予算ラインとなります。
「そんな予算は厳しい!」
という声が上がってきそうです。
ですが、ずっと上がり続けることが経済発展することと
ほぼイコールなので、物価が上がらないと相対的に
給料も上がりません。
ですので、買い時を待ったり、様子を見たりするのではなく
思い立った今が一番買い時であり、自分の人生の中で
一番価格がおさえられる時でもあります。
また、本当に資金的に厳しい場合は資産価値の高い
中古物件やマンション等を選択することも重要です。
ただ、選択を間違ってしまうと大きな後悔も生んでしまいます。
どの時代の一番安い家でも、一番高い家でも、家にかかる
トータルの費用は最低でも同じです。
現状で例えたなら、
①初期費用(2500万)で安く建てた家は、
維持費用(光熱費と家メンテフル50年で2500万)はかかって
トータル5000万かかります。
②初期費用(4000万)で質高く建てた家は、
維持費用(光熱費と家メンテフル50年で1000万)かかって
トータル5000万かかります。
①と②は同じです!
みたいな感じです。
違いは何かというと、かけたお金が
自分の家により多く費用をかけたのか、
光熱費やメンテナンス代により多く費用をかけたのか、
の違いです。
そして、最低でもと言ったのは、ここにその他の要素
も含めていけばいくほど初期に質にお金をかけた家の方が
断然トータルコストをおさえていけるからです。
よく断熱性や気密性と光熱費ばかりを比較しがちですが、
その他にも多くの項目があること、そのデータや
根拠を知っておかないと、建ってしまっては後戻りはできない
のです。
まずは情報弱者にならないように、知っていく事から徹底
してください。
嘘もはびこる世の中でも、ようやくメディアで下のような情報
が流れだしています。↓↓↓
2024年、住宅業界に大激震!日本の家「高断熱・省エネ重視」の時代到来で「資産価値」にも影響
でも、ZEHなんて全然ゼロエネルギーじゃないし、そもそもの計算理論
が破綻していることなど、全然これだけじゃ情報は足りませんが、
早くに家づくりや建築についての正しい詳しい情報を知りたいという
方は、ぜひお問い合わせの上弊社でお話を聞いてみてください。
もっとずばずば切り込んで参考になる情報はここで小出しにしていこうと
思います。
*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*
Increase the quality of your LIFE,
by the world standard DESIGN.
人生の質を高める世界基準の家づくり.
PASSIVEHOUSEJAPAN賛助会員
【標準仕様】
☆長期優良住宅認定取得
☆耐震等級3+制震システム
☆HEAT20G3・パッシブハウスクラスの住宅性能
Ua値0.18~0.34以下
☆全棟気密測定0.2以下/年間平均0.09
☆第1種換気 全熱交換システム
土地探しのご相談も
☎︎ 0948-52-3507
✉︎ info@kai-home.jp
快建築舎は子どもたちの、
孫たちの生きる未来を守る家づくりを、
人生の質を高める世界基準の家づくりを、
お約束いたします.
*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*