それぞれの同居の事情の応じた二世帯住宅の間取り

二世帯住宅の設計を行う際、まずは同居の事情、例えば家族構成などから始める必要があります。

実母と同居するのか、または義母と同居するのかによっても、適した間取りは異なることでしょう。

二世帯での生活がどのようなものかの予測を怠らず、できるだけストレスフリーな環境を手に入れることが重要です。

この記事では、義母と同居するケースを想定し、その場合のキッチンの間取りに関して説明していきます。

どれくらい世帯を分離させる?別々のキッチンを使うべき?

二世帯住宅で同居する場合、嫁姑が同居するということになるため、別々のキッチンを使うかどうかを考えましょう。

二世帯住宅の分離の方法として、玄関・風呂・トイレ・キッチンといった主要部分を全て分離する完全分離型と、すべてではなく各々の事情に応じてその度合いを変える一部共有型のプチ分離の2パターンがあります。

キッチンを別々に設けると、食卓におけるプライバシーを保つことができ、光熱費も別々に支払う仕組みを作ることができます。

義母との同居のケースでは別々のキッチンを使うことが多い

もちろん、誰がキッチンをよく使うのかが重要です。一般的に、実母との同居では、同じキッチンを使うケースが多く、義母との同居では、別々のキッチンを使う傾向があるようです。

元々は違う家庭の女性二人の同居になるので、2つ目のキッチンがあることで問題が発生するリスクを減らすことができます。しかし、お嫁さんかお姑さんがすべての料理を行うといったケースでは、一緒のキッチンを使うことも良い選択です。

専門家に二世帯住宅のキッチンについて聞いてみよう

別々のキッチンを使うかどうかという問題は、各家庭の生活やその家族の性格によって答えが変わってくるでしょう。

義母との同居では、プライバシーを確保することも重要なので、分離型も考慮するといいでしょう。

どうしようか迷ってしまった場合は、専門知識のある住宅のプロに、二世帯住宅の間取りについて聞いてみることも大切です。

まとめ

二世帯住宅のメリットは、工夫次第で、生活にゆとりが生まれ、スマートな暮らしを実現できることです。

家族みんなが安心でき、楽しめる住環境を実現していきましょう。

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