新しくて見栄えの良いシステムキッチン。

新居に引っ越して、使ってみたら料理中の油の臭いが充満してリビング中が臭くなったということも。

キッチンの換気方式について正しく理解して、最適な換気設備を取り付ける必要があります。

今回の記事では、キッチンの換気の種類と換気方法を解説していきます。

マイホームを建てる予定がある方はぜひご覧ください。

キッチンの換気の種類

キッチンで調理をすると煙や臭いなどが出るので、換気をして屋外に排出する必要があります。

空気の通り道をしっかりと確保し、部屋中が調理の臭いになるといった事態を防ぎましょう。

システムキッチンの換気方式は3つあります。

  • 給気口に換気扇を使う機械換気
  • 排気口に換気扇を使う機械換気
  • 自然の温度差を利用して換気する自然換気

壁に自然給気口を取り付け、コンロの上にレンジフードのついた機械排気がついているものが一般的な注文住宅の換気方法です。

キッチンの理想的な換気とは

換気は、給気と排気の両方のバランスをとることが大切です。

新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を外に出す流れを作りましょう。

排気を行うレンジフード(コンロの上の換気扇)だけでは排気が不十分なことが多いため、キッチン空間全体を換気できる天井埋込換気扇をつけるのが理想です。

ガスコンロの反対側の壁に、機械を使わない給気口を必ず取り付けますが、低い位置の足元にあるため、家具などでふさがないよう注意が必要です。

ありがちなのは空気が排出されている量に対して、給気の量が十分でないこと。

キッチンに窓を設けるなどして、新鮮な空気を十分に取り入れる工夫をしましょう。

キッチンの換気は専門家に相談しよう

換気扇の位置だけでなく、キッチンの種類によっても臭いの問題は変わります。

キッチン独立型の配置にする、対面でも下がり壁をつけてダイニング側に臭いが回りにくくするといった建築側の仕様で解決する場合もあります。

キッチンの配置や種類を選ぶには、専門的な知識が必要です。

住宅の専門家に相談しながら、自分にあったキッチンを選びましょう。

 

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。

 

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