現代では洋風の家が建ち並び、和室がない新築一戸建ても増えています。

一方で古民家のリノベーションをしたカフェなども人気があり、日本建築の良さも見直されていますね

寒くて薄暗いと思われがちであった和風建築ですが、実は日本の気候に適した先人の知恵がたくさん詰まっているのをご存知でしょうか。

今回は、素敵な和風住宅の写真から、現代の住宅に取り入れられる方法をご紹介していきます。

ゆとりのある風流な家を建てたい方は、ぜひご覧ください。

和風住宅の建築実例

和風建築には、先人の持つ日本古来の間取りや職人の技が駆使されています。

早速、和風建築の写真を4つ紹介し、住宅に取り入れられる工夫をみていきましょう

坪庭をのぞむ縁側

間取りの中央に、坪庭を作るのはどうでしょうか。

坪庭とは、塀や建物で囲まれた小さな庭のこと。

坪庭があると家の中には柔らかな光が差し込み、風を通すこともできます。

ゴルフ、盆栽など、趣味を楽しむスペースを設けるのも素敵ですね。

コンパクトながらも屋外を感じる坪庭は、癒しの空間づくりに相応しい存在です。

丸窓で住まいを彩る

敷地からのお気に入りの景色があるなら、丸窓をつけるのはどうでしょうか。

丸窓は、和風建築ではよく用いられる、丸い形をした開け閉めのできないはめ殺しの窓です。

春夏秋冬と季節ごとに違う景色を、家の中から眺めて暮らすことは、豊かな時間を与えてくれます。

丸窓は、見える景色をまるで絵画のように切り取り、季節の移ろいを感じさせてくれるでしょう。

深い軒の出

従来の日本建築は、洋風の住まいよりも軒の出が深いという特徴があります。

外壁よりも先に出た屋根の部分を軒といい、軒の出は深い、浅いと表現します。

軒の出が深いと、夏の強い日差しを遮り、太陽高度の低い、冬のあたたかな日差しを取り入れられますよ。

和風建築にみられる深い軒の出は、日本の風土に適した設計であると言えます。

数寄屋風の和室

本格的な和室の居間をつくるのはいかがでしょうか。

部屋の真ん中に掘りごたつをつくると、機能的に過ごせます。

床座で過ごすことの多い畳の部屋では、一般的な天井の高さでも広く感じやすいものです。

和室にみられる床の間や違い棚は、現代のディスプレイ棚。

好みの掛け軸や季節の花を飾るのに、相応しい場所になるでしょう。

和風住宅の住まいは専門家に相談してみよう

和風住宅は、建具の細部まで職人の技が光り、年数を増すごとに趣が深まっていきます。

和室を作るには、床の間の向きや畳の敷き方に決まりがあるため、専門的な知識が必要です。

建築のプロと相談しながら設計を進めることをおすすめします。

まとめ

和風住宅のデザインは、現代の住宅に取り入れると和みの空間を演出することができます。

忙しい日中を過ごしたあとに帰宅する自宅は、心が穏やかな存在であることを望む方は多いでしょう。

注文住宅なら、好みのデザインで、思いのままの和風住宅作れますよ。

建築のプロに相談しながら、趣のあるマイホームを建てませんか?

 

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。

 

ぜひお気軽にご相談ください!