住宅を建てる際には、建築確認申請を行います。

建築確認申請と、完了検査を受けないと、家の持ち主が困ります。

正しく申請が行われていないと、以下のような事態が起こりかねません。

建築確認済かどうか確認できなくて、住宅ローンが組めない」

「建築の違反が発覚して、是正工事にお金がかかった」

建築会社に、建て主は準備することがないと言われたとしても、施工会社がきちんと確認申請を行い、完了検査を受けているかどうか、気に留めておくことをおすすめします。

今回は、建築確認申請と建築確認申請の流れをご紹介していきます。

建築確認申請って何?

建築確認申請は、建物を建てる前に、計画した建物が法律に合致しているか「建築確認」を受けるために行います。

検査するのは都道府県または市町村の職員である建築主事、または自治体から指定を受けている民間の検査機関です。

住宅を建てるには、建築基準法や都市計画法、民法などさまざまな法律が関わってきます。

建築確認を申請するのは建て主ですが、必要書類には設計図書や申請書類に専門的な内容が含まれるため、仕事に従事していない限り自分で行うのは難しい内容です。

そのため、施工会社や建築業者、設計事務所が代理で行うケースがほとんどでしょう。

建築確認申請にかかる期間

一般的に、建築確認申請をしてから許可が下りるまでに2週間から1カ月かかります。

ただし、これは順調に許可が降りた場合です。

書類の不備や建築の計画に問題があった場合には、審査期間が延長される場合もあります。

建築確認の許可が下りるまでは、工事に着手できません。

建築確認申請はどんな流れで進むの?

ここからは、実際に建築確認がどのような流れで行われるのか見ていきましょう。

  1. 建築確認を申請する
  2. 都道府県や民間の建築主事が書類を確認する
  3. 建築確認済証が交付される
  4. 工事着工
  5. 中間検査・完了検査が行われる
  6. 完了検査済証が交付される
  7. 入居

 

以上の、建築確認申請の一連の流れの中で、2種類の証明書が交付されます。

  • 建築確認済証
  • 完了検査済証

証明書は、建築確認と完了検査が正しく行われた証明となり、住宅ローン申請などの手続きや、増改築をする際にも必要です。

まとめ

住宅の建築確認申請は、家を建てるときにしか行いませんし、建て主が自ら書類を準備することはないかもしれません。

けれど家を建てるときには重要な申請です。

建て主も、建築確認や完了検査が行われていることに関心を持っておくと良いでしょう。

家を建てるときは、信頼出来るプロに相談しながら計画できる注文住宅をおすすめします。

 

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