イケてる階段「オープンステア」

みなさんが、イケてる階段と聞いて思い浮かべる階段はどのようなものでしょうか?

答えを言葉にすることに困った方がいれば、もしかすると「オープンステア」を思い浮かべているかもしれません。

オープンステアとは?

オープンステアとは、階段の踏む部分の間をスリットにしたものです。

スリットにすることで、階段を上っているときに、階段の奥が見える構造になっています。

先が見通せるという特徴から、スケルトン階段やストリップ階段などの別名もあります。

一方、従来の階段は箱を積み重ねたような形状から、ボックス階段と呼ばれています。

 

オープンステアのメリット

オープンステアを採用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

デザイン性と設計の自由度が上がる

オープンステアの特徴は、なんといってもそのおしゃれさ。

オープンステアは先が見通せる構造で、見るものにスタイリッシュな印象を与え、開放感を演出します。

近年流行のリビング階段でも、ボックス階段だと狭さを感じてしまいますが、オープンステアを設置することで、狭さを感じない広々とした空間を維持できることでしょう。

このように、設計の自由度が高いことも魅力の一つです。

風や光を遮らない

足元のスリットから、風や光を通すオープンステア。

そのため、日当たりがよくない土地や狭小住宅の場合でも、階段で風や光を遮ってしまうことがないので、明るさを保った設計が可能です。

また、窓際などの従来のボックス階段が設置できないような場所にも設置できるので、間取りの自由度も上がります。

 

オープンステアのデメリット

いい面もあれば、悪い面もあります。

ここでは、デメリットも包み隠さずにご紹介します。

安全性の懸念

オープンステアは、足元が空いていて開放感がある反面、歩くことに恐怖心を感じる方もいます。

特に、小さい子どもやペットは、足元の隙間から落下するおそれもあるので注意が必要です。

また、モノを落とした時に、場合によっては階段をすり抜けて下まで落ちてしまうので、安全性の確保をしたうえでの利用が好ましいでしょう。

形状の自由度が低い

ボックス階段は構造上、折れ曲がり階段にしたりすることができますが、オープンステアの場合は、直階段である場合が多いです。

そのため、形状の自由度がボックス階段に比べて劣ります。

 

1階と2階の接続をおしゃれに

近年、子どもとのコミュニケーションのために、リビングを通らないと2階に行くことができないように、リビング階段を採用する方が増えています。

共用部であるリビングなどがある1階と、個人の部屋が多い2階の接続は、家族のコミュニケーションに影響を与える重要な要素の一つです。

階段1つをとっても、リビングに設置するか、オープンステアにするかボックス階段にするか、などの選択肢があるように、家づくりには多くの選択肢があります。

注文住宅であれば、これらの多くの選択肢の中から、自分のライフスタイルに合ったものを、専門家と相談しながら選ぶことができます。

階段の相談だけでなく、どんな些細なものでも、ぜひ一度家づくりのプロにご相談ください。

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。

ぜひお気軽にご相談ください!