2022/06/19
「家を建てたら、庭にビオトープを作ってみたい」「ビオトープってどうやって作るの?」
マイホームを作ったら、お庭も楽しみたいと思う人は多いでしょう。
生き物の暮らしを楽しめる水辺の空間があると、お庭にいろどりを添えることができます。
そこで今回は、ビオトープの魅力と、簡単な作り方を解説します。
日常の中でほっと癒される、ビオトープを作ってみてはいかがですか。
ビオトープとは、ギリシャ語のbio(生物)とtopos(場所)を組み合わせた造語です。
生物群集の生息空間を表す言葉で、「小さな生態系」という意味があります。
ガーデニングの分野では、ビオトープは「自然風の水辺」を人工的に再現したもののことです。
大きな鉢でメダカと水草を育てるなどのビオトープが、代表的な例です。
庭に池を作らなくても、植物と生き物が共生する空間を楽しめるのがビオトープの魅力といえます。
また、ビオトープでは生態系がしっかりと出来上がっていれば、ほとんど手をかけずに栽培と飼育が可能です。
ビオトープは、暑い夏に涼しさをもたらしてくれる癒しの存在となるでしょう。
ビオトープの作り方にはさまざまなものがありますが、ここでは、住宅の庭やベランダで楽しめる手軽なビオトープの作り方を紹介します。
屋外に置くなら、大きめの鉢がおすすめです。
ベランダに置くなら、ガラス製の小さな鉢を選んでも良いでしょう。
作り方はとても簡単です。以下の手順で作りましょう。
メダカなど生体を入れる際は、水合わせをしましょう。
水道水を使う際は、カルキ抜きをするのを忘れないようにしてください。
メダカ以外にも、金魚やタニシ、どじょうを住まわせてみるのも良いかもしれません。
また、水草だけでなく、睡蓮など水に浮かべて楽しむ植物を選んでも良いでしょう。
冬場に屋外が寒くなる地域では、屋根のある場所や家の中にビオトープを移動しましょう。
家の庭に、ほっと癒される水辺の空間があると週末をより一層楽しめますね。
今回は小さなビオトープの作り方を紹介しましたが、本格的なビオトープを検討する際は、施工段階から計画する必要があります。
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