こんにちは!東宝ホームの平岡です。
今回は住宅ローン控除に関するお話です。
住宅ローン控除とは、住宅を取得するために返済期間10年以上の住宅ローンを借り入れた場合、取得時期や入居時期に関する一定の条件を満たせば、年末のローン残高の1%が10~13年間税額控除される制度です。
制度が受けれる時期と期日ですが
契約時期が新築の場合2021年9月30日まで
建売・増改築等の場合2021年11月30日まで
入居時期に関しては2022年12月31日までとなっております。
しかし、その制度が2022年度以降続くかわかりません。 住宅を建てる方には大変嬉しい制度になっているのですが 現状、低金利の住宅ローンが増え年利0.5%程度での借り入れが可能なので、1%相当分の税額控除を適用すると、年利マイナス0.5%の逆ザヤになってしまいます。
2017年から住宅ローン控除を開始した人のうち80%が逆ザヤになっているとのことでした。 ローンを組む必要のない人がローンを組んだり、繰上返済をする余力のある人が繰上返済をしなくなるという点も指摘されています。
どのように見直すかについては、控除率を1%または実際に支払っている利率のどちらか小さい方と規定すれば、最大でもゼロ金利になるので、逆ザヤを求めてあえてローンを借り入れるような現象は起こらなくなります。 なので今後は、住宅ローン年末残高の1%の控除の見直しの可能性が高いと思われます.
そうであれば、住宅購入の予定がある方は、
新築なら2021年9月30日までに、
建売・増改築なら 2021年11月30日までに契約を済ませて、
マイナス金利の恩恵を受けることを考えた方が得策と考えます。
急ぎたいけど土地がない、融資承認がおりるか心配、住宅に関するご相談がございましたらいつでもお問い合わせください。
東宝ホーム飯塚営業所 平岡徹也 TEL090-1972-9952