家の風通しが良いと快適に過ごせますよね。

また、単に気持ちがいいだけでなく、特に夏場にはエアコン代を節約することもでき、省エネルギーにも貢献します。

この記事では、「重力換気」と「南風を通す」という考え方を知り、風通しの良い家を実現していくためのポイントを解説します。

重力換気って何？

空気の特性として、温かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質があります。

空気のこの性質を利用することで重力換気を行うことができます。

具体的には、部屋の上部と下部に窓を設置することで、下部の窓からは冷たい空気を入れることができ、上部の窓からは部屋の温かい空気を放出することができるというものです。

この空気の自然対流を利用して換気を行う方法を重力換気と言い、「温度差換気」とも呼ばれています。

「南風を通す」とは？

南風とは南から吹いてくる風を指し、4月から8月の期間に発生することから夏の季語になっています。

南風が吹き抜けるような家づくりをすることで、夏場には爽快な風を取り込むことができ、冷房なしでもある程度快適な暮らしを送ることができます。

南風をうまく通すためには、南北に大きな窓を設けることがポイントです。

もちろん、熱中症対策のために適度なエアコンの使用は必須です。

ただ、南風を取り込める家にすることで、エアコン代を節約することができるでしょう。

まとめ

この記事では「重力換気」と「南風を通す」という考え方を理解し、風通しの良い家にするためのヒントを解説いたしました。

風通しが良いとエアコンの使用頻度を減らすことができ、家計にも好影響です。

また、CO2削減も期待できるため、結果として環境保全にもつながるでしょう。

他にも、風通しのよい家づくりを実現するためのポイントはありますので、住宅の専門家のいるtattaまでぜひご相談ください。

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