前からあったような
まわりの風景やその地に馴染むようにとのご要望から、自然色の強い風貌を目指しました.
コンパクトな敷地に、オーナー様のご要望がぴったりと納まるように、効率を最大限考えたレイアウトとなっています.
玄関ホールから入ると
お洒落なコート掛けがあり、周りを見渡すと、プライバシー確保のために収納を目隠しとしてLDKが隠れるような計画をしています.
凝った空間づくり
目隠しは収納、奥にトイレや階段へのアクセス、そしてぐるりと回れる回遊性をとっているので、ストレスなく生活を送れる間取りとなっています.
キッチン側から見ると
収納がたくさん.
この向こうが玄関ホールへの扉があります.
収納の下に遊び心
トンネルを設けて、お子さん専用の回遊動線を作ってみました.
キッチンからは足だけが見えるので、ご家族やお客様が入ってきてもしっかりと気配・存在を感じられます.
持ち物を基準に...
狭小の土地に必要最小限に空間を押さえるためにコンパクトで高効率な空間づくりをし、その中でも天井高を上げて空間の広がりを助長しています.
機能的な動線
回遊性はシンプルで効率的な生活には欠かせない手法となります.
他に類を見ない空間
『コンパクトだけど面白い!』
と、オーナー様からもご好評いただきました.
借景
リビング端にカウンターを設け、その奥の外の風景を切り抜くピクチャーウィンドウを設けています.
近い接道面もフォロー
道路に近い南側の濡れ縁にも格子を付けて緩く目隠しをしています.
リラックスして安らげるご家族だけの好きが集まったな空間となっています.
CONCEPT
コンセプト
◆◆ コンセプト ◆◆*****************************************
長期優良住宅・耐震等級3・制振システム
断熱性能 Ua値=0.48・気密性能 C値=0.13
第一種熱交換換気
屋根ガルバリウム鋼板・外壁kmew光セラ
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”数寄屋造り” と言えば
日本建築の様式の一つであり、
一般には安土桃山時代に現れた
茶室風様式を指します.
千利休ら茶人らは当時の格式ばった
建築のあり方や豪華な装飾を嫌い、
シンプルで自分好みの空間を
茶室で作り上げていきました.
”数寄”は”好き”の当て字であり、
引き算の美学をふんだんに取り入れ、
”無駄を省いた自分好みの空間”
が今に続く茶室風の建築様式として
”数寄屋造り”
と呼ばれるようになっています.
このように自分好みとは言え”数寄屋造り”
は皮付き丸太を取り入れたり
竹を好んで使う、敷居を、長押を、床框を...
といったように形式ばった
型にはまった建築様式に思われがちです.
しかし
そもそもの
”自分好みの自由な遊戯空間づくり”
が大きなコンセプトであるため、
現代では文化の流通や時代の流れによって
”数寄屋造り”のそのあり方やカタチは
常に変化し続けるものだという声も
多くあげられています.
豊かな自然と文化に恵まれたまち、
この嘉麻の地でお施主様の
”好き”
をふんだんに取り入れた
現代版の新しい
”好き屋”になるようにと
考えさせていただきました.
大切なご家族が快適に心豊かな暮らしができるよう
健康で安心安全なあたたかい家づくりを提供し
嘉麻という深い歴史ある土地に溶け込むよう
和や自然をさりげなく取り入れ
時には侘び寂びをほのかに感じるような
居心地の良い遊び心あるデザインを考えました.
【嘉(美しく)】
【麻(強くしなやか)】
の ”好き屋”
との想いを込めて...
快建築舎
CLIENT VOICE
施主様の声
STAFF VOICE
担当スタッフのコメント
DATA
施工データ
価格 | ~2,500万円 |
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タイプ | 和風・和テイスト ナチュラル その他 |
構造 | 木造軸組 木質パネル工法 |
間取り | 5SLDK (LDK17.9畳+5.4畳) |
施工会社 | 有限会社 快建築舎 |
施工期間 | 4.5ヵ月 |
敷地面積 | ~30坪 |
延床面積 | ~30坪 |